ニュース
サッポロHD、Snowflakeなどで構築したデータ利活用基盤システムの本格運用開始:製造IT導入事例
サッポロホールディングスは、社内外のデータを効率的に集約かつ可視化し、利活用するための基盤システム「SAPPORO DATA FACTORY」の本格的な運用を開始した。
サッポロホールディングスは2025年1月27日、社内外のデータを効率的に集約かつ可視化し、利活用するための基盤システム「SAPPORO DATA FACTORY」を、同月から本格運用開始したと発表した。
同基盤システムは、統合プラットフォーム「Qlik Talend Cloud」、データプラットフォーム「Snowflake」、データ分析プラットフォーム「Microsoft Fabric(Power BI)」を活用して構築した。これらのクラウドサービスを採用したことで、投資負担の増加や運用の複雑化を解消し、基盤構築および情報へのアクセスが効率化する。
今後は、同基盤システムを軸にして、出荷データや飲食店の動態データ、気象情報などへ、社員が容易かつ安全にアクセスできる仕組みを構築する。同時に、社会環境の変化に柔軟に対応するための環境も整備する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
グローバルERPのパートナー契約を締結、タイでクラウドサービスの提供を開始
東洋ビジネスエンジニアリングは、NTT Communications(Thailand)とINTEC SYSTEMS BANGKOKが、Toyo Business Engineering(Thailand)が提供するグローバルERP「A.S.I.A.」に関するパートナー契約を締結したと発表した。社会インフラの将来予測を可能にするシステム基盤を開発
SAPジャパン、日立製作所、ESRIジャパンは、3社の製品を連携させ、社会インフラに関する将来予測を行い、その結果を地図画面上に可視化する、ビッグデータ利活用システム基盤を開発した。大規模分散処理基盤の導入を支援するリファレンス情報を提供
NECはIoTやビッグデータの処理基盤を導入する企業を対象に、リファレンス情報の提供を開始した。ビッグデータの収集、蓄積、分析、可視化を含む分散処理基盤の検証済み構成モデル例などを提供し、処理基盤の短期導入と安定稼働を支援する。各種センサー機器をIoT活用する、共通のクラウド基盤を提供
富士通は、センサー関連製品を開発・製造するオプテックスが、各種センサー機器からのデータをIoT活用するクラウド基盤として、「FUJITSU Cloud Service IoT Platform」を採用したと発表した。IoT機器ライフサイクル全般のセキュアな管理実現のため2社が開発連携
サイバートラストとパナソニック セミコンダクターソリューションズは、IoT機器のライフサイクル全般にわたるセキュアな管理を実現するために、両社が開発連携することに合意したと発表した。グローバル企業向けERPシェアードサービスを提供、グローバルERPがベース
日本コンピュータ・ダイナミクスは、東洋ビジネスエンジニアリングが提供するグローバルERP「A.S.I.A.」をベースにした、「グローバル企業向けERPシェアードサービス」の提供を開始する。