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他社製機械もOK、JTEKTの“なんでも相談室”は製造現場のかかりつけ医となる:JIMTOF 2024(2/2 ページ)
ジェイテクトは「第32回日本国際工作機械見本市(JIMTOF 2024)」において、ユーザーの幅広い困りごとを解決する「なんでも相談室」やユーザー向けWebサービス「my JTEKT Machinery」などを訴求した。
Webサービスでアフターサービスを強化、遠隔サポートも提供へ
2024年から本格展開しているmy JTEKT Machineryでは、同社製工作機械のアフターサービスをサポートしている。
所有機の名称、機番、納入日を確認することができる他、操作マニュアルのダウンロード、修理履歴やパーツ購入履歴の閲覧も可能だ。機械の故障時には交換部品の見積もり依頼もでき、購入履歴からの再見積もり依頼も可能となっている。
さらに、今後は「JTEKT-RemoteCare」の提供も予定している。ジェイテクトの相談センターとユーザーの機械をリモートで接続し、故障時の復旧サポートなどを24時間体制で行う。
その他、砥石とワークが接触した感覚が手に伝わり、手動機感覚で操作可能なステアバイワイヤハンドルを搭載したCNC円筒研削盤「G3P100L」や、医療や工具など極小径加工物研削のニーズに対応するジェイテクトマシンシステムのセンタレス研削盤「KCL50」などを出展した。
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