この記事は、2024年9月24日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
また協働ロボット市場が一段と熱くなりそうです。
スカラロボットを長年手掛けてきたヤマハ発動機は7軸の協働ロボットの投入を予定していますし、これまで双腕スカラロボットを展開してきた川崎重工業も6軸単腕の協働ロボットを披露しています。国内外、大手新興のメーカーによる市場でのシェア争いは激しくなりそうです。
関係者からも協働ロボットのニーズは高まっていると聞きます。では市場の拡大はどれくらいのペースなのでしょうか。
協働ロボットにぶつかってみた
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 川崎重工が単腕6軸の協働ロボット投入へ、市場拡大でラインアップ強化
川崎重工業は「Japan Robot Week 2024」において、開発中の6軸垂直多関節の協働ロボット「CLシリーズ」を披露した。リリースに向けて準備中としている。 - 協働ロボットを安全柵なく使うために必要な「リスクアセスメント」とは何か
協働ロボットを用いたアプリケーションに関するガイドライン「ISO/TS15066」に基づき、リスクアセスメントを実施する上での注意点を前編と後編の2回に分けて説明する。 - ヤマ発がロボティクス事業所を増築 実装機は2倍、スカラロボは3倍の生産能力へ
ヤマハ発動機は40周年を迎えたロボティクス事業を記念するセレモニーを行い、約90億円を投資して増改築工事を行った浜松ロボティクス事業所を報道陣に公開した。 - 協働ロボに7軸あれば何ができる? クリーンルーム対応のスカラロボットも
ヤマハ発動機は「2023国際ロボット展」において、クリーンルーム内での自動化作業に対応するスカラロボット「YK-XEC」シリーズを出展した。 - 落としても自分で拾う、内蔵カメラを持つ新型協働ロボットが野菜をカゴ詰め
安川電機は「第8回 スマート工場EXPO」において、「MOTOMAN NEXTシリーズ」の協働ロボットを参考出展し、野菜のカゴ詰めデモンストレーションを披露した。 - クリスマスシーズンに活躍? ファナックの協働ロボが動くケーキにデコレート
ファナックは「2023国際ロボット展」において、新たに追加した食品対応仕様の協働ロボットのラインアップなどを紹介した。