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フィンランドのバイオマス燃料製造会社と製品製造に向けた協業を開始脱炭素

レゾナックと丸紅は、フィンランドのNesteとバイオマス製品製造に向けた協業を開始する。2024年6月から、レゾナックの大分コンビナートにおいて、バイオマス原料を用いたエチレンやプロピレンを製造する。

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 レゾナックと丸紅は2024年5月28日、フィンランドのバイオマス燃料製造会社Nesteと、バイオマス製品製造に向けた協業を開始すると発表した。同年6月より、レゾナックの大分コンビナート(大分県大分市)において、Nesteが供給するバイオマス原料を用いたエチレンやプロピレンを製造する。

大分コンビナート航空写真
大分コンビナート航空写真[クリックで拡大] 出所:レゾナック

 今回の協業で使用するバイオマス原料「Neste RE」は、使用済み植物油や残渣油など再生可能な原材料から製造されている。レゾナックは、これまで使用していた石油由来原料の一部を置き換えることで、温室効果ガスの排出量削減を図る考えだ。

 3社はそれぞれ、持続可能な製品に対する国際的な認証制度であるISCC PLUS認証を取得している。協業では、レゾナックとNesteがマスバランス方式でバイオマス認証を付与した製品を製造、販売し、サプライチェーン構築における物流マネジメントを丸紅が担当する。

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