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バス事業者2社共同で自動運転実証実験を実施:自動運転技術
京浜急行バス、東急バスおよび東急は、3社共同での自動運転実証実験を実施する。京急バスが横浜市の能美台エリア、東急バスが川崎市および横浜市の虹ヶ丘、すすき野エリアにて自動運転バスを運行する。
京浜急行バス(以下、京急バス)、東急バスおよび東急は2024年5月15日、3社共同での自動運転実証実験を実施すると発表した。
同実験は、2024年5月28日〜6月3日に実施する。京急バスが横浜市の能見台エリア、東急バスが川崎市および横浜市の虹ヶ丘、すすき野エリアにて自動運転バスを運行。京急グループの本社ビルに遠隔監視設備を置き、遠隔監視者1人が2台(2社)の自動運転バスの運行管理を担う。
運行中は、運転者が常時周囲を監視。自動運転レベル2に相当する。運賃は無料で、乗車はLINEによる事前予約制とした。運行時間帯は午前10時から午後4時で、京急バスは1時間に1便、東急バスは1時間に2便の運行を予定している。運行管理センターは、平日に限り午前10時から午後3時30分の時間帯で自由に見学可能とした。
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