この記事は、2024年5月7日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
私の祖母(父方)は晩年、地域の短歌教室に通っていました。
子どもの頃は毎年のように祖母の元を訪れていましたが、それほど遠いわけではなかったのに、成長するにつれて足は遠のいていきました。その祖母の訃報を当時住んでいたタイで聞いたときは、急ぎ帰国して葬儀に参列しました。会場には祖母が生前に読んだ、息子である私の父に関する短歌も飾られていました。
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