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パナソニックとリオンが「次世代補聴器」を共同開発へ アライアンス締結:製造マネジメントニュース
パナソニック くらしアプライアンス社とリオンは、次世代の補聴器を共同開発するアライアンスを締結した。補聴器の性能をさらに進化させ、普及拡大にも取り組む。
パナソニック くらしアプライアンス社とリオンは2024年4月4日、次世代の補聴器を共同開発するアライアンスを締結したと発表した。
リオンは日本初の量産型補聴器を開発し、75年以上の実績を持つ。聴力検査で使用するオージオメータなどの聴覚検査機器も開発している。パナソニックは、補聴器事業で65年の実績があり、ワイヤレス通信や充電制御などの、グループの技術力を生かした補聴器開発に取り組んでいる。
今回のアライアンスにより、補聴器の性能をさらに進化させ、補聴器の普及拡大にも取り組んでいく。
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