最近、休日や移動中にふと思うのです。ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)とどう付き合っていけば良いんだろうかと。業務に関して現時点で記事や画像の作成で生成AIを利用したいという気持ちはあまりないです。
なぜかというとそこに2つの問題があるからです。1つは著作権の問題です。この問題を説明するためにChatGPTなどの生成AIが言語や文章の生成で用いているキーテクノロジーを紹介します。
ChatGPTをはじめとする生成AIは、ベースの技術として「特徴量(機械学習で予測の手掛かりとなる数値)」の抽出を自動化し、インターネット上にあふれた膨大な情報を基に「ディープラーニング(深層学習)」を行い、求められた処理や答えを導き出すモデルを構築しています。
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