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パナソニック インダストリーの品質不正、新たに55品番での不正行為が発覚品質不正問題

パナソニック インダストリーは、新たに55品番とオーストリアのエンス工場での不正行為が判明したと発表した。

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 パナソニック インダストリーは2024年3月15日、新たに55品番とオーストリアのエンス工場での不正行為が判明したと発表した。パナソニック インダストリーでは同年1月に52品番についての不正行為を発表しており、今回の発表分を加えて、品質不正の対象品番は107品番になり、対象工場は9工場となる。

 新たに不正行為が判明したのは以下の通りだ。「認証時と異なる配合の製品を登録品番を変えることなく販売」したものとして、成形材料6品番(2品番は難燃性の数値未達)、封止材料6品番(6品番は難燃性の未達)があった。「登録された配合と異なるサンプルを作成して提出」したものとして、成形材料43品番(13品番は2024年1月に公表済み)、封止材料40品番(16品番は2024年1月に公表済み)があった。

 エンス工場については、電子回路基板材料の新製品登録申請の際に開発目標の「難燃性グレード」になるように数値を改ざんし、UL登録後に拠点で生産し販売した。

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