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アサヒグループ、バリューチェーン全体の脱炭素目標を10年前倒し脱炭素

アサヒグループホールディングスは、バリューチェーン全体の脱炭素目標を10年前倒し、2040年までにCO2排出量ネットゼロを目指す。

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 アサヒグループホールディングスは2024年2月9日、バリューチェーン全体の脱炭素目標を10年前倒し、2040年までにCO2排出量ネットゼロを目指すと発表した。

 新たな目標は、SBTi(Science Based Targets Initiative)のネットゼロの定義に沿ったものだ。バリューチェーン全体に関わるScope1、2、3のCO2排出量が対象となる。

 同社グループはCO2排出量削減に向けて、グループ全拠点での再生可能エネルギー由来電力の100%利用を目指す他、グリーン熱の利用拡大、CO2回収などの脱炭素技術の開発も進めている。これらの取り組みをさらに加速させることで、目標の達成を目指す。

 また、同社グループのCO2排出量は、Scope3(バリューチェーンでの他社による間接的排出)が多くを占める。自社製造工程以外の大半は、農産物原料、容器包装、輸送に由来するという。今後、サプライヤーやパートナーとの連携をさらに深め、排出量の削減を進める。

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