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リアルタイムPCR技術を基にした全自動遺伝子解析装置を発売:医療機器ニュース
ロシュ・ダイアグノスティックスは、リアルタイムPCR技術を基に、操作性と機能性を向上させた遺伝子解析装置「LightCycler PRO システム」を発売した。リアルタイムPCR法を原理とし、核酸の増幅、検出、結果解析を自動で実施する。
ロシュ・ダイアグノスティックスは2023年11月20日、リアルタイムPCR技術を基に、操作性と機能性を向上させた遺伝子解析装置「LightCycler PRO システム」を発売した。リアルタイムPCR装置「LightCycler」シリーズでは初めて、医療機器として販売する。
リアルタイムPCR法を原理とし、核酸の増幅、検出、結果解析を自動で実施する。DiagnosticモードとRUOモードの2つのワークフローを搭載し、臨床応用や研究など、用途に応じて切り替えられる。
2005年に発売したリアルタイムPCR装置「LightCycler480」の高性能な光学モジュールやサーマルサイクラーの性能を踏襲しつつ、結果の精度向上を図るため、温度均一性を改良した。カスタマイズ可能な7チャンネルマルチプレックスと、交換可能な96/384ウェルサーマルサイクラーを採用している。
また、操作を簡便化するため、15.6型の大画面タッチパネルを搭載。臨床検査情報システム(LIS)への接続が可能で、情報のインポートや検査結果のエクスポートにより、正確なデータを効率的に導き出せる。
なお、同日付で理化学機器「LightCycler PRO System」を発売。日本ジェネティクスが販売する。
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