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編集、検証ツールなどの機能強化で指示作成業務の作業工数を最大40%削減:メカ設計ニュース
ラティス・テクノロジーは、編集、検証ツール「XVL Studio」、ドキュメント生成ツール「Lattice3D Reporter」の機能を強化した。作業標準書などを1つの3Dデータから生成でき、作業工数を最大40%削減する。
ラティス・テクノロジーは2023年11月28日、編集、検証ツール「XVL Studio」およびドキュメント生成ツール「Lattice3D Reporter」の機能強化を発表した。製品開発プロセスの短縮化が進む製造業において、指示作成業務の効率化でDX(デジタルトランスフォーメーション)促進に貢献する。
両ツールの機能強化により、製造現場で必要な作業標準書やQC工程表などを1つの3Dデータ(XVL)から生成できるようになる。PLMなど既存システムのデータベースとの連携により、指示書作成に必要な情報は「XVL Content Manager」に自動で取り込むことができ、手動でのデータ入力の手間や重複、ミスの削減にも寄与する。
また、これまでは指示情報や管理情報が分かりにくいため、指示書の活用段階で別途説明が必要になるといった課題があった。そのため、マークアップなど作業指示に関わる表現を強化することで、現場の作業員が直感的に理解できる指示書の作成が可能になった。
これらに加え、イラストの出力機能強化により指示書出力の時間を最大で70%短縮するなど、指示作成業務の作業工数を最大40%削減する。機能を強化したツールの提供により作業の効率化とコスト削減を支援し、製造業のDX促進に貢献する。
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