「3次元CAD利用技術者試験」の解答形状展開と配信に専用アプリ不要の技術を採用:CADニュース
ラティス・テクノロジーは「3次元CAD利用技術者試験」の解答形状展開に「XVL Player」が、解答形状の配信に「XVL Web3D」が採用されたと発表した。スマートフォンやタブレット端末のWebブラウザで手軽に形状確認ができる。
ラティス・テクノロジーは2023年8月23日、コンピュータ教育振興協会(ACSP)が主催する「3次元CAD利用技術者試験 1級/準1級」の解答形状展開に「XVL Player」が、解答形状の配信に「XVL Web3D」が採用されたことを発表した。PCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末のWebブラウザ上で形状確認ができる。
ラティス・テクノロジーは、XVL技術(3D軽量化技術)を2008年から3次元CAD利用技術者試験に提供し、XVL Playerを利用した解答形状展開をサポートしている。近年、スマートフォンから試験サイトへのアクセスが増加していることから、ACSPがXVL Web3Dによる解答形状の配信を採用した。
これまでもPCとXVL Playerを利用して形状確認ができたが、XVL Web3Dは専用アプリを使用せずにスマートフォンやタブレット端末のWebブラウザ上で手軽にXVLデータを参照できるため、受験者の利便性が向上する。今後、XVL Web3Dで2023年度前期試験の解答形状を公開し、過去の解答形状も随時公開していく。
XVL Web3Dは、ラティス・テクノロジーが開発した軽量3Dフォーマット「XVL」をそのままサービスコンテンツとしてタブレット端末に配信し、Webブラウザで閲覧できる。3Dで直感的に判断し、作業できるため、サービス業務の効率化、対応時間の短縮につながる。
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