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医療機器の日常点検を電子化し、データ入力や管理を効率化するサービス導入:医療機器ニュース
シーメンスヘルスケアは、Siemens Healthineers製医療機器の日常点検を電子化する無償サービス「Daily Check Sheet」を導入した。日常点検を電子化することで、データの入力や共有、管理を効率化する。
シーメンスヘルスケアは2023年11月22日、Siemens Healthineers製医療機器の日常点検を電子化する無償サービス「Daily Check Sheet」を導入した。同社の機器を一元管理する無料オンラインポータルサイト「teamplay Fleet」に標準搭載する。
Daily Check Sheetは、PCやiPadなどのタブレット端末から、医療機器の検査室環境や機器の起動状況、動作確認などを簡単に入力できる。同じ点検シートを他の端末からも閲覧可能で、データの入力や共有、管理を効率化する。
点検漏れを防ぐため、未入力項目があるとアラート表示する。また、入力データの月次表示も可能で、異常が発生した時期や頻度を容易に確認できる。
日常点検の記録を電子データで保管することから、紙で管理していた日常点検記録の保管場所を削減できる。必要な情報を容易に検索することも可能で、保健所の監査などにも迅速に対応できる。
2024年前半には、Daily Check Sheet内のボタン選択1つで、カスタマーケアセンターへ情報が自動送信される「Auto Ticket」機能を搭載する予定だ。電話などの連絡で手を止めることなく、ユーザーと同社が機器のエラー状況を共有できる。
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