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現場の異常、生成AIがチャットで報告 自然言語の指示でデータ集計もできる製造ITニュース

MODEは、生成AIを活用して会話形式で作業現場の状況報告や確認ができる「BizStack Assistant」β版の提供を開始する。一般的なチャットツールに対応しているため、日頃から使い慣れたツールで操作できる。

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 MODEは2023年11月1日、生成AI(人工知能)を活用し、会話形式で作業現場の状況が確認ができる「BizStack Assistant」β版の提供を開始した。

 BizStack Assistantは、現場の計測データをリアルタイムで取得し、生成AIが自然言語で担当者に現場の状況をレポートするチャット型のツールだ。あらかじめ設定した閾値やゲートウェイの稼働監視などの条件に応じて、自発的に担当者に報告する。言葉による報告以外にも、自然言語による指示だけで、平均値や件数を集計してグラフなどで状況を可視化できる。

 現場で収集した画像や映像データの閲覧も可能で、現場データのしきい値といったアラート条件の設定も可能。Slackなどの一般的なチャットツールに対応しているため、日頃から使い慣れたツールで操作でき、スムーズな導入が可能だという。

 例えば建設現場で問題が発生した場合、設定されたアラート機能から異常を判断したBizStack Assistantが話しかけて報告してくれる。他にも、物流倉庫で複数フロアにまたがったリソースの管理や動線分析などに活用する、複数拠点のデータをまとめて日報を作成するといったことも可能だ。

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「BizStack Assistant」の利用イメージ[クリックで拡大] 出所:MODE

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