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AIによる設計支援機能で強化された3D CADソフト「Solid Edge 2024」CADニュース

Siemens Digital Industries Softwareは、開発プロセスの全ての側面に対応する3D CADソフトウェア「Solid Edge 2024」を発表した。AIによる設計支援機能の初導入に加え、クラウドベースのコラボ機能を強化している。

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 Siemens Digital Industries Softwareは2023年10月11日(現地時間)、製品開発プロセスの全ての側面に対応する3D CADソフトウェア「Solid Edge 2024」を発表した。メインストリーム向けのプロダクト設計とエンジニアリング、産業用ソフトウェア「Siemens Xcelerator」製品ポートフォリオの一部で、メインストリームへAI(人工知能)支援による設計を導入できる。

3D CADソフトウェア「Solid Edge 2024」
Siemens Digital Industries Softwareは「Solid Edge 2024」を発表した[クリックで拡大] 出所:Siemens Digital Industries Software

 AIを活用した設計支援機能の導入により、複数の主要機能を強化。アセンブリ内の部品置き換えに当たり、インテリジェントに有効な選択肢をAIアセンブリ関係認識機能が予測し、提示する。

 オペレーション編集機能は、「Solid Edge CAM Pro」のAIを活用。ワークフローをマシニングアプリケーションや、学習した部品プログラミングスタイルに基づいて提案し、マシニングオペレーション編集工程を通じてガイドを提供する。

 また、定義された幾何学的、機能的制約条件に基いて設計案を自動生成するジェネレーティブデザイン機能に加え、これらの使用で、繰り返し作業を共通のアクティビティーから排除できる。

 「Solid Edge SaaS(Software-as-a-Service)」のサブスクリプションには、「Teamcenter Share」によるクラウドベースのデータ共有やコラボレーションが含まれる。最新版では、同社の産業用ソフトウェアでの統合を簡素化しているため、クラウドベースのコミュニケーションが向上する。

 「Solid Edge Design Configurator Connect」ソフトウェアを新たに導入。ユーザーの特定の要件を満たす製品をすぐに設定できる。

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