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コラム

バイオプラスチックに未来があると思うワケ素材/化学メルマガ 編集後記

今回はバイオプラスチックの課題や動向について語っています。

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 この記事は、2023年9月19日発行の「素材/化学 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 「第23回JAPANドラッグストアショー」(2023年8月18〜20日、東京ビッグサイト)でとある包材メーカーの説明員に同社が販売するバイオポリエチレン(PE)製の袋について取材しました。そして、バイオPE製の袋の価格について、説明員から「現在、原材料のバイオPEが通常のPEに比べ高価なことからPE製の袋と比べ価格が約3倍となり、需要がなかなか伸びない」と聞きました。それを耳にしてPE製の袋より価格が3倍高いとなかなか買いにくいよな〜と思うのです。

 しかし、多少の価格差はあれどバイオPEなどのバイオプラスチックの価格が化石燃料を原材料に用いたプラスチックより高いというのは、バイオプラスチックの販売が開始された時から続いています。

 では、このような状況が続いているバイオプラスチックは普及するのでしょうか。それについて考えるために、今回はバイオプラスチックの課題と市場動向に触れます。

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