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ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池と電気料金について考える素材/化学メルマガ 編集後記

パナソニック ホールディングスが開発中の「ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池」についてつらつら語っています。

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 この記事は、2023年9月4日発行の「素材/化学 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 最近、電気料金や省エネ、創エネについて気にする機会が増えている読者の方は多いのではないでしょうか。私もその1人で、2022年末から現在に至るまで自宅の1カ月あたりの電気料金が1万円を超えており、省エネや創エネについて考える機会が増えています。5〜6年前を振り返ると自宅の電気料金が5000円を超えないときもあったな〜と思い、なんだか悲しい気持ちになるのです。電気料金の上昇は化石燃料の価格高騰が主因とされています。一部の家庭では在宅勤務の影響で電気代が上がっている場合もあるでしょう。

 加えて、電気料金の値上げにより負担が増えた企業も多く、昨今は創エネや省エネへの取り組みを本格化する企業が増加している印象を受けます。

 そんな中、パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)が2023年8月31日に神奈川県藤沢市の街区「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」で、新たな創エネ設備として開発中の「ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池」について発表した会見を取材しました。

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