この記事は、2023年5月18日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
4月にハノーバーメッセを取材してきました。実は、人生で初めての海外出張でした。
2022年まで10年程タイで暮らしていましたし、バックパッカー旅も幾度かしています。ただ、そういった旅行や移住、個人的な海外取材はあっても、国外へ所属する会社の仕事で行くという経験はありませんでした。
1泊2日ならいざ知らず、ある程度まとまった日程を海外で滞りなく仕事をするには何が必要なのか、の準備から始まって、自分がいない間の家をどうするかも考えなくてはいけません。日に日に暴れん坊将軍度が増す子どもと地震にもまだ敏感な外国人の妻。「万が一の際はどうしよう」みたいな考えにも思い至ります。
ただ何の巡りあわせか、タイ正月の時期です。かなり前の段階からほぼ同じ期間にタイから妻の友人が遊びに来ることになっていました。1人ではない分、「まあ、なんとかなるさ」と、そこはある程度安心することができました。種々の緊急連絡先などは準備しておきましたが。
空港で航空会社のスタッフの口から思わぬ言葉が
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 人はドラフトをチェックするだけ、マイクロソフトはGPTやデジタルツイン活用の展示
Microsoftは「ハノーバーメッセ2023」において、デジタルツインやAI(人工知能)を活用したアプリケーションを紹介した。 - 「ChatGPTに匹敵する」ドイツ新興の生成AI、HPEが製造業への導入例を披露
Hewlett Packard EnterpriseはHANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)において、ドイツのAIスタートアップAleph Alphaの生成AIを用い、自然言語での対話で産業用ロボットの操作をサポートするシステムのデモを行った。 - いずれは3億人超、人口ボーナス最中のインドネシア流DXを推進へ
パナソニックマニュファクチャリングインドネシアは「ハノーバーメッセ2023」において、同社で進めている生産高度化の取り組みなどを紹介した。 - CO2吸収する藻類を高効率培養しバイオ燃料を製造、Festoが「モデル工場」を構築
ドイツのFestoは、世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」において、CO2を吸収する藻類の光合成を高効率、大規模に行い、バイオ燃料などのバイオマスを精製するコンセプト装置「BionicCellFactory」を展示した。 - 機運高まる高圧水素ステーション向けOリング、ハノーバーメッセ機に欧州で実績も
高石工業は「ハノーバーメッセ2023」において、高圧水素ステーション用Oリングを展示した。 - 医療機器など向けに非磁性合金使用のLMガイドを展示、欧州での地産地消を強化へ
THKは「ハノーバーメッセ2023」において、非磁性の特殊合金を使用した新製品などを展示した。