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医総会博覧会では内視鏡とカテーテルの手術を体験できる?医療機器ニュース

オリンパスとテルモは「日本医学会総会2023東京 博覧会」に出展。内視鏡やカテーテルの体験コーナーを中心に一般来場者向けの展示を展開している。

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 2023年4月15〜23日の期間、東京国際フォーラムをはじめ東京の丸の内/有楽町エリアで「日本医学会総会2023東京 博覧会」が開催されている。4年ごとに開催される日本医学会総会は国内医療業界でも大きなイベントの一つだ。併催イベントとして行われる今回の博覧会は、東京駅や有楽町駅からアクセスしやすい東京国際フォーラム、丸ビル、KITTEなどで開催されることもあり、4月22〜23日の土日の来場が想定される一般来場者向けの展示も充実している。

 展示会イベントの中核会場となるのが4月20日から開場している東京国際フォーラムである。「こどもたちと学ぶ なるほど!医学体験」「次世代スマートホスピタル2020X」などの多数のテーマ展示が展開される中で、大手国内医療機器メーカーも展示ブースを構えている。

 オリンパスは、主力製品である内視鏡を使って実際にどのように手術を行っているのかを体験できる展示を行っている。食道や胃が対象となる上部内視鏡、大腸が対象となる下部内視鏡に加えて、最新技術の一つであるAI(人工知能)ソフトウェア「EndoBRAIN」が患部の疑いがある箇所を示して医師の診断を補助する効果なども体験できる。腹腔鏡手術に用いる外科内視鏡については、立体視が可能な3D内視鏡と鉗子を使って小さなものを右から左に運ぶ作業を体験できるコーナーを用意している。

オリンパスの「EndoBRAIN」の展示
オリンパスの「EndoBRAIN」の展示。EndoBRAINの機能により、右側の画面では患部の疑いがある箇所が四角で強調されている[クリックで拡大]
3D内視鏡の体験コーナー
3D内視鏡の体験コーナー。3Dメガネを装着すると、中にある小さな物体を鉗子で簡単につかめるようになる[クリックで拡大]

 テルモは、新型コロナウイルス感染症の重症患者の救命に貢献したECMO(体外式膜型人工肺)や、糖尿病患者のインスリン注射向けで世界最細となる0.18mmを実現したペン型注入器の針、主力事業であるカテーテル、ステント、ステントグラフの最新製品、再生医療ながら既に保険適用となっている心筋シートなどを展示した。

世界最細となる0.18mmを実現したインスリン注射向けのペン型注入器の針
世界最細となる0.18mmを実現したインスリン注射向けのペン型注入器の針[クリックで拡大]

 カテーテルについては、医師が手術を行う際に太ももや上腕などから患部である心臓や脳などにどうやって届かせるかを体験できるコーナーを用意している。

カテーテルの体験コーナー
カテーテルの体験コーナー[クリックで拡大]

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