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5つの検査を1台で実施、省スペース化に対応する飲料製造ライン向け外観検査装置FAニュース

ニデックパワートレインシステムズは、飲料製造ライン向けの外観検査装置「実瓶外観検査装置」を発売した。検査ラインの5つの工程を1つに統合しており、ラインを省スペース化できる。

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 ニデックパワートレインシステムズは2023年3月13日、飲料製造ライン向けの外観検査装置「実瓶外観検査装置」を発売した。検査ラインの5つの工程を1つに統合しており、ラインを省スペース化できる。


外観検査装置「実瓶外観検査装置」 出所:日本電産トーソク

 検査ラインは、一般的に工程ごとに検査機器が分かれている。同装置は、異品種混入、巻き締め、ラベル、液面高さ、液中異物の検査機能を備え、5つの検査に1台で対応する。

検査画面
検査画面[クリックで拡大] 出所:日本電産トーソク

 検査用カメラとして、特殊光学カメラを搭載。天面と側面を同時に検査する場合、従来はカメラ4台で撮像していたが、同装置はカメラ1台で撮像できる。

検査用カメラに特殊レンズを採
検査用カメラに特殊レンズを採用[クリックで拡大] 出所:日本電産トーソク

 外観検査とは、部品や製品の外観チェック工程のこと。製造業が品質を維持、管理するために実施する。現在の主流は目視検査員による作業で、人材確保、教育訓練、基準の標準化、作業負荷の軽減、トレーサビリティーなどが課題となっていた。

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