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養殖マグロの生育状況を把握できる、魚体重自動解析システムの受注を開始人工知能ニュース

ヤンマー舶用システムは、AQ1 Systemsと共同開発した国内向け「マグロ用魚体重自動解析システム」の受注を開始する。クロマグロの養殖現場での、生育状況把握の省力化と効率化に貢献する。

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 ヤンマーホールディングス傘下のヤンマー舶用システムは2022年9月13日、AQ1 Systemsと共同開発した国内向け「マグロ用魚体重自動解析システム」について、同年10月1日から受注を開始すると発表した。

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「マグロ用魚体重自動解析システム」の操作画面イメージ[クリックで拡大] 出所:ヤンマーホールディングス

 AQ1 Systemsでは、これまでもステレオカメラと解析システム「New Analyzer」を組み合わせた、魚体解析ステレオカメラ「AM100」を販売してきた。養殖現場において、魚にストレスを与えることなく、個体数や体長、重量を把握できるという利点がある。ただし、動画の解析に必要な情報は、作業員が手動で入力する必要があった。

 今回、画像認識技術を採用したヤンマー舶用システムの「魚体重自動解析PC」とAM100用PCをLAN接続することで、個体の体長や体高を自動で解析できるようになった。自動解析後に、手動による魚体情報の追加や、解析結果の検証もできる。また、レポート出力形式や体長解析後の体重換算式の選択など、AM100の機能はそのまま利用可能だ。

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魚体重解析の流れ[クリックで拡大] 出所:ヤンマーホールディングス

 同システムの希望小売価格は、新規購入の場合は1105万5000円。ただし、AM100用PCは別途用意する必要がある。既存のAM100ユーザー向け更新セットは550万円とする(いずれも税込み)。

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