睡眠状態から個別アドバイスを提示する睡眠改善プログラムを開発:医療機器ニュース
パラマウントベッドは、睡眠状態を把握し、角度が自動で変化する電動ベッド「Active Sleep BED」の専用アプリ向け「睡眠改善プログラム」を開発した。個別アドバイスを提示し、行動変容を促す。
パラマウントベッドは2022年9月1日、睡眠状態を把握し、角度が自動で変化する電動ベッド「Active Sleep BED」の専用アプリ向け「睡眠改善プログラム」を開発したと発表した。睡眠状態からユーザーごとの睡眠課題に合わせたアドバイスを提示し、睡眠への意識を高め行動変容を促すことで、健康管理を支援する。
Active Sleep BEDは、入眠時と起床時の睡眠状態に合わせてベッドの角度が自動で変化し、睡眠をサポートする電動ベッド。専用アプリでは、体動を検知するセンサー「Active Sleep ANALYZER」により呼吸や心拍などから睡眠状態を把握し、睡眠時間や寝つき時間などの睡眠スコアが確認できる。
今回開発した睡眠改善プログラムでは、ユーザーの睡眠状態から課題と行動変容を促すアドバイスを提示し、プログラム実施前後における睡眠に関する悩みや睡眠スコアの変化を可視化する。
具体的には、プログラムの実施前に、ユーザーが睡眠に関する悩みに回答。睡眠や生活リズムの指標のうち、前週のスコアが低かったものに対して改善アドバイスが提示される。アドバイスには、入眠時の角度調節などActive Sleep BEDの活用方法、カフェイン摂取や排泄タイミングなど、睡眠に影響を与える生活習慣の改善方法などが含まれる。
ユーザーは1週間で3回以上実施できるアドバイス項目を選択して実行する。改善アドバイスは週ごとに提示され、4週間継続する。プログラム終了後は、最初に回答した睡眠に関する悩みについて再度回答し、プログラム実施前後の悩みや睡眠スコアの変化がレポートとして表示される。
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