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2022年上期の販売はN-BOXが10万台超でトップ、前期比2桁減の人気モデルも目立つ製造マネジメントニュース

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会から、2022年1〜6月の新車販売台数が発表された。

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 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会から、2022年1〜6月の新車販売台数が発表された。登録車を含む新車販売台数でトップに立ったのは、ホンダの軽自動車「N-BOX」だった。販売台数は10万3948台で、2位のトヨタ自動車「ヤリス」(8万1580台)に大きく差をつけた。

 前年同期の販売台数と比較すると大幅に減少したモデルが目立つ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による事業活動の制約や、部品の供給不足によって生産調整を余儀なくされたことなどが人気車種の販売の大幅減につながったとみられる。

2022年1〜6月の新車販売台数
メーカー名 車名 販売台数(台) 前年同期比
(%)
1 ホンダ N-BOX 103,948 -6.0
2 トヨタ ヤリス 81,580 -31.5
3 トヨタ カローラ 70,988 31.8
4 トヨタ ルーミー 65,525 -15.4
5 日産 ノート 56,948 21.5
6 スズキ スペーシア 47,675 -39.4
7 トヨタ ライズ 45,380 -5.4
8 ダイハツ タント 44,188 -36.2
9 ホンダ フリード 43,827 23.3
10 ダイハツ ムーヴ 42,498 -26.4
11 スズキ ワゴンR 39,728 31.4
12 日産 ルークス 37,351 -25.4
13 トヨタ アルファード 34,799 -38.7
14 ダイハツ ミラ 34,747 -3.9
15 スズキ ハスラー 34,349 -28.8
16 トヨタ アクア 34,143 69.7
17 スズキ アルト 33,770 -7.1
18 ホンダ フィット 29,617 -0.2
19 ダイハツ タフト 28,721 -10.8
20 日産 セレナ 27,894 -13.6

 2022年1月はCOVID-19のオミクロン株の感染が急拡大し、各社の部品調達に影響を及ぼした。2022年2月は、前年同月(2021年2月)に半導体不足の本格化や福島沖地震などが発生したこともあり、前年を上回る生産台数の自動車メーカーが多かったが、オミクロン株が引き続き感染拡大し、半導体不足やロシアによるウクライナ侵攻、自然災害、中国・上海でのロックダウンによるサプライチェーンの混乱などが起こった。

 2022年3月は、最大震度6強の宮城・福島沖地震が発生し、サプライヤーの被災により部品供給が滞った。上海でのロックダウンは6月まで続き、サプライチェーンへの影響は長引いた。

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