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デンソーのドライバー運転支援システムが採用したAI画像認識技術車載ソフトウェア

モルフォとデンソーは、共同開発の高度運転支援システム向け画像認識技術を、デンソーのドライバー運転支援システム「Global Safety Package3」に採用した。AIを利用し、画像データから車両や歩行者などを検知する。

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 モルフォとデンソーは2022年4月12日、共同研究開発した高度運転支援システム向け画像認識技術の一部を、デンソーのドライバー運転支援システム「Global Safety Package3」に採用したことを発表した。同年1月から対象車両に搭載している。

 Global Safety Package3は、カメラで自車の前方環境を検知する「画像センサー」と、車両や道路などの形状を検知する「ミリ波レーダー」を組み合わせることで、車両の周辺環境を認識し、安全性能の向上を図る。同製品は3世代目にあたり、予防安全および運転支援シーンの拡大と、小型かつ低コストをコンセプトにしている。

 新たにAI(人工知能)を利用した画像認識技術を開発し、Global Safety Package3の画像センサーに搭載した。これにより、画像データから、車両、標識、歩行者などを高精度で検知できる。

 両社は2015年12月から、高度運転支援システム向け画像認識技術に関する研究開発を進めている。今後も共同で認識性能の向上に取り組み、人々の安全で自由な移動に貢献するとしている。

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