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ガラスの反響音を抑えた快適な空間を創出する、透明吸音パネルを開発:デザインの力
イトーキとピクシーダストテクノロジーズは、ガラスに貼れる透明吸音パネル「iwasemi HX-α」を共同開発した。人の声に含まれる500〜1000Hzの周波数帯に特化した吸音構造設計を採用し、ガラスに囲まれた空間で起こる反響音を抑える。
イトーキは2022年4月19日、ピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)と共同で、ガラスに貼れる透明吸音パネル「iwasemi HX-α」を開発したと発表した。発売は同年夏ごろを予定している。
iwasemi HX-αは、PxDTが独自の吸音設計技術、音響メタマテリアル技術を応用して開発した吸音材「iwasemi」と、イトーキのデザイン技術を融合した透明樹脂の吸音パネルだ。人の声に含まれる500〜1000Hzの周波数帯に特化した吸音構造設計を取り入れており、ガラスに囲まれた空間で起こる反響音を抑える。
iwasemiは、吸音周波数特性が柔軟で、薄型ながら優れた吸音率を兼ね備える。また、素材や加工の自由度が高い。これらの特徴を生かしたiwasemi HX-αは、6色をそろえる。この6色を組み合わせることで、あらゆる空間で多彩な表現が可能になる。
リモートワークやオフィス内でのWeb会議が増加し、施設の使い方も狭い部屋を少人数で利用する方式へシフトしつつある。iwasemi HX-αにより、ガラスの反響音を抑えた、話しやすい快適な空間を創出できる。
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