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EVの個性や競争力を、数字から改めて考えるオートモーティブメルマガ 編集後記

「この値段でこれしか走らないの……?」というガッカリ感は確実に生まれている。

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 この記事は、2022年2月16日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


EVの個性や競争力を、数字から改めて考える

 先日、Hyundai Motor(現代自動車)が乗用車での日本再参入を発表しましたね。日本語での読み方はヒュンダイではなくヒョンデとなるようです。個人的には「ようやく来たか」という印象でした。実は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が日本で本格的に広がる直前の2020年2月、ヒョンデは東京で開催される燃料電池関連の展示会に合わせてメディア向けの試乗会を実施する予定でした。

 「どうやら日本に再参入するらしい」と、どこからともなくうわさを聞いていたので、試乗の案内を受け取るなりすぐに申し込んだのを覚えています。確か、試乗の枠はすぐに埋まってしまったはずです。結局、感染対策で試乗は中止となり、日本に再参入するという正式な発表もないままでした。

 しかし、その後もカーシェアリングでFCV(燃料電池車)の「NEXO」(ネッソ)を見かけましたし、SNSでは日本語でのマーケティングも続いていました。最近になって高速道路でEV(電気自動車)の「IONIQ 5」(アイオニック5)に遭遇し、SNSでも同じく見掛けたという声がちらほら出ていたところだったので、「ようやく」と感じたのです。

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