20代の約6割が上の世代とのオンライン会議、チャットに「ストレス感じる」:キャリアニュース
オンラインコミュニケーション協会が「オンラインコミュニケーションにおけるストレス」に関する調査結果を発表した。22〜29歳のビジネスパーソンの約6割が、自分より上の世代とのオンライン会議やチャットに「ストレスを感じる」と回答した。
オンラインコミュニケーション協会は2022年1月12日、「オンラインコミュニケーションにおけるストレス」に関する調査結果を発表した。同調査の対象者は、週に5回以上、社内でオンライン会議をしており、かつ社内でチャットを利用している22〜29歳のビジネスパーソンで、105人から回答を得た。
初めに、「上司や自分より上の世代の先輩社員とのオンライン会議中に、ストレスを感じることがありますか」と尋ねたところ、「かなりある」が17.2%、「たまにある」が47.6%となり、64.8%がストレスを感じていることが分かった。
前問で、ストレスを感じることが「ある」と回答した人に、どういった場面でストレスを感じるか尋ねた。その結果、「コミュニケーションの“間”が難しい」(64.7%)が最も多かった。2位は「相手の表情を読み取りにくい」と「時間が長引く」が同率(44.1%)だった。
続いて、「上司や自分より上の世代の先輩社員とチャット(Microsoft TeamsやSlack、Chatworkなど)でコミュニケーションを取る際に、ストレスを感じることがありますか」と質問した。結果は「かなりある」が17.2%、「たまにある」が39.0%となり、56.2%がストレスを感じていることが分かった。
また、この質問で「ある」と回答した人に、どのようなことでストレスを感じるか尋ねたところ、「レスポンスが遅い」(54.2%)が最も多かった。次いで「チャットで済む内容なのに、すぐに電話をしてくる」(35.6%)、「文章量が少なく、意図が読み取りにくい」(33.9%)となっている。
チャットでコミュニケーションを取る際に、ストレスを感じることがあるかという質問に「チャットは利用しない」と答えた人以外に、「チャットを適切に使いこなすことで、職場の生産性は向上すると思いますか」と尋ねた。その結果、「非常にそう思う」が58.3%、「ややそう思う」が35.9%となり、合わせて94.2%がチャットを使いこなすことは職場の生産性アップにつながると考えていることが分かった。
テレワーク下でのコミュニケーションについても尋ねた。「テレワーク下において、上司や自分より上の世代の先輩社員とコミュニケーションを取る場合、電話とチャットどちらでのコミュニケーションが良いですか」という質問に対し、58.1%が「時と場合によって電話とチャットを使い分ける」と回答した。「チャットでのコミュニケーション」は29.5%、「電話でのコミュニケーション」は9.5%となっている。
前問で「時と場合によって電話とチャットを使い分ける」と回答した人に、チャットでコミュニケーションを済ませてほしいと思う場面、内容を自由に答えてもらった。その結果、「残さなければいけないもの(タスク類)」「シンプルな業務指示、業務連絡」「急ぎでない場合や画面共有が不要な場合」などの回答があった。
電話でのコミュニケーションが好ましいと思う場面、内容は、「意見が食い違っており、説明が求められる場合」「すぐレスポンスできる問いの場合」「込み入った話や確認事項が多い案件」などの回答があった。
オンライン上ならではのコミュニケーション「理解してほしい」が約8割
オンライン会議やチャットなど、「オンライン上ならではのコミュニケーションの方法」をもっと上司に理解してほしいと思うか尋ねたところ、「非常にそう思う」が33.3%、「ややそう思う」が44.8%となり、78.1%が「理解してほしい」と考えていることが分かった。
前問で、「理解してほしい」と回答した人に理由を尋ねた。その結果、「オンラインでのコミュニケーションは今後も増えていくと思うから」が最多で、79.3%を占めた。次いで「上司のリテラシーの低さがストレスになっているから」(29.3%)、「上司のリテラシーの低さが生産性を下げていると感じるから」(22.0%)となっている。
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