情シスの約4割が「転職を検討」、そのうち65%は実際に転職活動中:キャリアニュース
メタップスが、情報システム部門所属の会社員を対象にした「情シスの転職」に関する調査結果を発表した。現在転職を「考えている」のは37.7%で、そのうち65.5%が実際に「転職活動をしている」と回答した。
メタップスは2021年12月9日、「情シス(情報システム部門)の転職」に関する実態調査の結果を発表した。同調査は、情報システム部門に所属している会社員を対象とし、514人から有効回答を得た。
まず、現在転職を視野に入れているかと尋ねたところ、「かなり考えている」が13.4%、「やや考えている」が24.3%となり、約4割となる37.7%が「現在転職を考えている」ことが分かった。
現在転職を「考えている」人の65.5%が、実際に転職活動中
前問で、現在転職を「考えている」と回答した人に、実際に転職活動をしているか尋ねた。その結果、「本格的に行っている」が21.2%、「少し行っている」が44.3%となった。合わせて65.5%が、実際に転職活動をしていると回答したことになる。
さらに、現在転職を「考えている」と回答した人にその理由を複数選択してもらった。最も多かったのは、「業務や体制に関して、経営者の理解が得られないから」(43.3%)だった。次いで「キャリア、スキルアップができないから」(27.8%)、「コロナ禍で業務の負荷が増えたから」(26.3%)となっている。
続いて、転職を「考えている」理由を、自由に回答してもらったところ、「給料が低い」など待遇面に関する回答が約2割を占めた。「残業が多い」など働き方に関する回答も多く見られた。また、「もっと大きなプロジェクトで働きたい」「スキルに自信がある」など、ステップアップするために転職を考えている人もいた。
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