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基幹部品の生産能力増強のため、精密加工工場を本社敷地内に新設:工場ニュース
シチズンマシナリーは、工作機械を構成する基幹部品の生産能力を増強するため、軽井沢本社の敷地内に精密加工工場を新設する。これにより、基幹部品の生産能力を6割増強し、安定供給可能な体制を整える。
シチズンマシナリーは2021年12月14日、工作機械を構成する基幹部品の生産能力を増強するため、軽井沢本社の敷地内に精密加工工場を新設すると発表した。
同社は、中国に新工場を建設したり、タイ工場を増床したりと、生産能力を増強してきた。全生産拠点の本体生産能力は、2023年に現状から4割増加する見込みだ。
本体生産能力の増強に伴い、スピンドルなどの基幹部品を確保する必要があり、精密加工工場の新設を決定した。これにより同社は、基幹部品の生産能力を6割増強し、安定供給可能な体制を整える。
長野県北佐久郡の本社敷地内東側に建設する新工場は、建物面積が4100m2。2022年4月の着工、2023年3月の竣工を予定している。
精密加工工場では、太陽光発電や雨水を用いたクリーンエネルギーを利用し、周辺地域へ電力を提供するなど、サステナブルファクトリーを目指す。また、ロボットやAGV(無人搬送車)などにより自動化、省力化を進めて作業環境を改善し、年齢やジェンダーに捉われない職場づくりをする。さらには、軽井沢本社敷地内に生息する希少動物の保護など、サステナブルな社会に貢献していく。
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