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コロナ禍でQCサークル大会をオンライン開催、米中欧などグローバルに競う:製造マネジメントニュース
NTNは、同社内の世界QCサークル大会を、オンラインで初めて実施した。ものづくり技術の向上を支えるQCサークル活動を世界レベルで活性化させるための大会で、2021年は、軸受の研削用砥石のコストダウンに取り組んだ中国チームが優勝した。
NTNは2021年10月28日、同社内の世界QCサークル大会を、オンラインで初めて実施したと発表した。今大会の優勝は中国地区の広州NTNチームで、原価を低減するため、軸受の研削に使用する砥石のコストダウンに取り組んだ活動が評価された。
QCサークルとは、同じ職場で働く人たちが製品や業務の品質を管理、改善する活動、あるいはそれらを実行する小規模なグループを指す。
同大会は、ものづくり技術の向上を支えるQCサークル活動を世界レベルで活性化させるため、毎年日本で開催している。2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大により中止となったが、2021年大会は改善活動を推進するため、同年10月22日にオンラインで開催した。
今回の大会には、アメリカ地区、ヨーロッパ地区、中国地区、日本地区がそれぞれ2チーム、アジア地区1チームの計9チームが参加。オンライン会議システムを用いて発表した。
発表は、通信回線トラブルなどを避けるため、事前に録画したものを上映し、その後、ライブにて審査員との質疑応答を実施した。また、各国チームと細やかに時差を調整し、英語、日本語、現地語の3言語で資料を用意するなど、スムーズな大会運営に努めた。
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