先日、ジンズが展開する眼鏡型ウェアラブルデバイスである「JINS MEME」の新型発表会に参加しました。
JINS MEMEは搭載した眼電位センサーやモーションセンサーを通じて姿勢の状態や、作業への集中度合いを計測するデバイスです。初代モデル発売から実に6年振りの発表となった新型モデルでは、センサー類とバッテリーの集約に加えて小型化によって着用感を大幅に改善しました。実際に筆者も会場で試着しましたが、確かに普段使いの眼鏡と変わらない掛け心地で、これなら日常生活でも問題なく使えそうだと思いました。
さて、発表会ではトップアーティストであるサカナクションの山口一郎氏がスペシャルゲストとして登壇しました。ジンズを傘下に持つジンズホールディングス 代表取締役 CEOの田中仁氏らとのトークセッションを行ったのですが、その中で山口氏は独特な「仕事の集中方法」を紹介してくれました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ≫MONOistメールマガジン編集後記バックナンバー
- 「JINS MEME」次世代モデルはセンサーを集約して小型化、着用感とデザイン改善
ジンズは2021年10月6日、まばたきや視線移動などの検知機能を搭載した眼鏡型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」の新モデルを同月14日から発売すると発表した。 - 背骨の形が「見える」眼鏡、レントゲンいらずの姿勢矯正デバイスに医師も期待
「美姿勢メガネ」は眼鏡に後付けで搭載する小型デバイスで、着用者の背骨形状をリアルタイムで可視化する。従来、背骨の形はレントゲンなどでしか把握できなかったが、これを日常的に行えるようにする。デバイスの仕組みと開発目的を聞いた。 - “メガネメーカーが開発したウェアラブル機器”JINS MEMEはなぜ生まれたのか
“メガネメーカーが開発したウェアラブル機器”として大きな注目を集めたジェイアイエヌの「JINS MEME」。そのアイデアはどこから生まれ、そしてそれを形にするにはどんな苦労があったのだろうか。革新製品の生まれた舞台裏を小寺信良氏が伝える。 - 「JINS MEME」がついに発売、田中社長「全ての眼鏡にセンサーを搭載したい」
ジェイアイエヌは、まばたきや視線移動を感知する3点式眼電位センサーと6軸センサーを搭載する「JINS MEME」の製品発表会を行った。2モデルの発売で、専用アプリも充実している。 - モーションセンサーデバイスとは何か
音声やジャスチャーといった、人間の自然な振る舞いでコンピュータを操作できる「NUI(Natural User Interface)」。近年、このNUIを実現するさまざまなモーションセンサーデバイスが登場し、組み込み機器開発においても注目されている。本連載では、モーションセンサーデバイスとNUIの基礎、各センサーデバイス製品の特徴などを詳しく解説する。