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車載システム向け、データストレージ技術とリアルタイムOSの統合で業務提携車載ソフトウェア

イーソルは、車載システム分野においてフィンランドのTuxeraと業務提携した。Tuxeraのデータストレージ技術「Reliance ファイルシステムテクノロジー」と、イーソルのリアルタイムOS「eMCOS」を統合する。

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 イーソルは2021年7月27日、車載システム分野においてTuxeraと業務提携したと発表した。Tuxeraの高速かつ高い耐障害性を持つデータストレージ技術「Reliance ファイルシステムテクノロジー」と、機能安全に対応したイーソルのリアルタイムOS「eMCOS(エムコス)」を統合し、モビリティおよびコネクテッド社会の安心安全の構築に貢献する。

 eMCOSは、マイコン、シングルコアからマルチコア、メニーコアプロセッサ、マルチチップまで対応した、組み込みシステム向けスケーラブルリアルタイムOSで、機能安全規格ISO26262のASIL D認証を受けている。

 Reliance ファイルシステムテクノロジーは、予期せぬ電源断やシステムクラッシュに対してデータの安定性を確保し、大容量かつ高速処理を特長とするため、安定稼働するストレージとしてeMCOSのファイルシステムに採用された。

 今回の業務提携により、データ書き換え時において、フラッシュメモリの寿命を長期化しつつ、高速かつ高い耐障害性を持つデータストレージ技術をリアルタイムOSプラットフォームに統合できる。

 コネクテッドカーや自動運転において、複雑で厳しいデータの取り扱い要件を満たすことで、製品開発の加速に貢献する。同製品は、既に国内自動車メーカーへの導入が予定されている。

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