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疲労度を判定し、休憩時間を提案する吸入デバイスを開発:医療機器ニュース
東北パイオニアは、蒸気化したカートリッジ内の成分を吸い込む、ブリージングデバイス「ZORN」を開発する。内蔵センサーにより疲労度を3段階で判定できるデバイスで、BREATHERより開発、製造を受託した。
東北パイオニアは2021年7月6日、BREATHERが販売する疲労度判定機能付きブリージングデバイス「ZORN」の開発、製造を受託したと発表した。
ZORNは、カートリッジから発生する蒸気から、香りなどの成分を吸い込むブリージングデバイス。指先が触れると、脈波を測定できるセンサーを内蔵している。脈波の測定結果は、3段階の疲労度として表され、状態に適した休息時間を赤、青、黄の異なる色のLEDで表示する。
東北パイオニアでは、企画、設計、開発から組み立て、検査出荷までを担う受託サービス事業に取り組んでいる。今回、これまでの実績が評価され、ZORN全体の開発と製造を担当した。
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