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デンソーが金属3Dプリンタスタートアップに出資、製造現場への導入を目指す製造マネジメントニュース

デンソーは2021年6月23日、金属用3Dプリンタの米国スタートアップ企業であるSeurat Technologiesに出資したことを発表した。デンソーではこれにより、金属3Dプリンタ実用化に向けた開発を加速するとしている。

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 デンソーは2021年6月23日、金属用3Dプリンタの米国スタートアップ企業であるSeurat Technologiesに出資したことを発表した。デンソーではこれにより、金属3Dプリンタ実用化に向けた開発を加速するとしている。

 金属3Dプリンタは、粉末状の金属素材にレーザーを照射し、金属を溶かして固めることで、金属を加工し造形する装置で、これまで造形が難しかった複雑な形状や異素材の加工を可能とし軽量化などに効果を発揮することから、EV(電気自動車)を含む電動車両や空のモビリティ分野で活用が期待されている。

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Seurat TechnologiesのWebサイト(クリックでWebサイトへ)

 今回デンソーが出資したSeurat Technologiesは2015年創業の金属3Dプリンタのスタートアップ企業である。「エリアプリンティング」というレーザーを面で照射する技術により、品質を維持したまま、これまで課題になっていた金属加工を高速化することを可能としている。デンソーでは、これまで製造現場で培ってきた量産技術を生かして、Seuratの技術開発を加速させ、金属用3Dプリンタの製造現場への導入を目指すとしている。

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