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協働ロボット自動化セルを発売、容易にセットアップでき移設も柔軟に協働ロボット

ヤマザキマザックは、協働ロボット自動化セル「Ez LOADER 10」の販売を開始する。協働ロボット、ビジョンセンサー、専用ソフトウェア内蔵のタブレット端末で構成され、ケーブルをつなぐだけで工作機械と接続できる。

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 ヤマザキマザックは2021年6月1日、協働ロボット自動化セル「Ez LOADER 10(イージーローダー10)」の販売を開始すると発表した。容易にセットアップでき、導入後の移設に柔軟に対応する。

 協働ロボット、ビジョンセンサー、専用ソフトウェア内蔵のタブレット端末で構成されており、工作機械との接続はケーブルをつなぐだけとなる。位置補正はビジョンセンサーが自動で行うため、15分で設置可能。協働ロボットにより、安全でコンパクトな自動化システムを構築できる。

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「Ez LOADER 10」とCNC旋盤「QTE-200 SG」との接続例 出典:ヤマザキマザック

 動作設定は、加工物を専用のワーク台にセットし、タブレット端末に情報を入力する。動作設定をカスタマイズできる、「ダイレクトティーチ機能」を搭載。手動でロボットアームを動かすことで任意の動作経路を記憶させ、作業内容を専用ソウトウェア上で追加、変更できる。ワークに付着した水、切りくずの除去動作や、周辺機器との連携動作など、プログラミングの専門知識がなくても独自の設定ができる。

 接続対象機種は、同社製の中小型の複合加工機、CNC旋盤、立形マシニングセンタなど。接続機種を時間、日単位で頻繁に切り替える運用や、作業分担させるといった運用もできる。

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