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国内産業用ネットワーク機器の市場予測発表、2020年成長率は2.2%製造マネジメントニュース

IDC Japanは、国内産業用ネットワーク機器の市場予測を発表した。新型コロナウイルス感染症によって成長率が鈍化したが、2021年後半から需要が回復し、2021年の前年比成長率は7.8%になると予測する。

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 IDC Japanは2021年2月15日、国内産業用ネットワーク機器の市場予測を発表した。新型コロナウイルス感染症が大きな要因となり、2020年の市場は停滞したが、2021年後半以降は回復して安定した成長が見込まれる。

 同予測によると、工場や輸送機器などで使用される、耐環境性能が高い産業用ネットワーク機器の市場は、近年IoT(モノのインターネット)の進展やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進によって、二桁成長を続けてきた。しかし2020年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって2.2%の成長にとどまった。

 一時的な成長率は鈍化したとはいえ、中長期的な産業用機器のネットワーク化に対する需要は依然衰えず、2021年後半から需要が回復し、2021年の前年比成長率は7.8%になると予測する。その後も堅調に成長を続け、2020年から2025年の間は、年間平均成長率7.0%の安定した成長が続くと見込む。

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2019〜2025年の国内産業用ネットワーク機器市場の売上額予測(クリックで拡大) 出典:IDC Japan

 同社は、産業機器のネットワーク化が進む中で、産業用ネットワーク管理ソリューションの強化が必要だとする。ネットワークの自動化と高度化には、自律的回復力を備えたネットワーク自動化ソリューションの提供が有効だとみている。また、ネットワーク管理を促進するには、無償化した可視化ソリューションが有効だとしている。

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