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高いモーション制御性能とデータ活用機能を両立するサーボモーターを発売FAニュース

安川電機は2021年3月9日、ACサーボドライブ「Σ-7(シグマセブン)」シリーズの後継機種として「Σ-X(シグマテン)」シリーズの販売を開始したと発表した。半導体および液晶製造装置、電子部品実装機、工作機械、金属加工機、包装機、産業用ロボット向けなどで提案する。

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 安川電機は2021年3月9日、ACサーボドライブ「Σ-7(シグマセブン)」シリーズの後継機種として「Σ-X(シグマテン)」シリーズの販売を開始したと発表した。半導体および液晶製造装置、電子部品実装機、工作機械、金属加工機、包装機、産業用ロボット向けなどで提案する。

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ACサーボドライブ「Σ-X」シリーズ(クリックで拡大)出典:安川電機

 新製品「Σ-X」シリーズは高いモーション性能とデジタルデータを活用する機能に対応していることが特徴だ。

 モーション性能については、サーボドライブの評価指標である速度応答周波数3.5kHzを達成し、指令に対する追従性を高め、装置の安定的な稼働に貢献する。また、サーボモータの最高回転速度は7000min-1とし、装置の駆動速度を向上させた。分解能についても、従来の24bit(1600万パルス/回転)から26bit(6700万パルス/回転)のエンコーダーを搭載し、停止精度を高めている。

 一方、データ活用機能については、センサーネットワークである「Σ-LINK II」により、エンコーダー信号線に、各種センサーやI/O機器など機械側に設置される機器を接続可能とした。また、装置の異常を事前に感知するために「Σ-X」ではさまざまなセンシング機能、環境・寿命モニターを強化。異常検知機能により、装置の変化を捉えて異常を検知できるとしている。

 ラインアップは、サーボモータが50〜750W、850W〜1.5kW、50W〜1kWの3モデル、サーボパックが単軸50W〜3kWと2軸一体で200W〜1kWの2モデルを用意する。その後は順次ラインアップを拡充する計画だとしている。

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