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ソシオネクストが5nm SoCの提供に向けてシノプシスと協業範囲を拡大組み込み採用事例

ソシオネクストは、シノプシスとの協業範囲を拡大する。AIおよび高性能コンピューティング向けSoCにおいてメモリの処理能力を最大化するため、Synopsysの「DesignWare HBM2E IP」を採用する。

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 ソシオネクストは2021年1月12日、Synopsys(シノプシス)との協業範囲を拡大すると発表した。AI(人工知能)および高性能コンピューティング向けSoCにおいてメモリの処理能力を最大化するため、Synopsysの「DesignWare HBM2E IP」を採用する。

 DesignWare HBM2E IPは、DDR5/4/3/2、LPDDR5/4/4X/3/2 IPをはじめとする、包括的なメモリインタフェースIPソリューションポートフォリオの一部。5〜16nmのプロセスノードに対応しており、3.6Gbpsで動作する。シリコンインターポーザーを用いた2.5Dパッケージングに対応しており、異なるチップ間でのヘテロジニアス接続が可能だ。

 ソシオネクストは、以前よりHBM3をはじめとしたDesignWare IP ソリューションの活用で、Synopsysと協業している。今回新たに、DesignWare HBM2E IPを自社のSoCに採用することで、5nm FinFETを用いた高性能、大容量、低消費電力なSoCの提供を図る。

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