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車載SoC開発用プロセッサIP向けにClassic AUTOSARソフトウェアを提供開始車載ソフトウェア

シノプシスとエレクトロビットは、シノプシスの車載SoC開発用プロセッサIP「DesignWare ARC EM」および「ARC HS Functional Safety」向けに、エレクトロビットのClassic AUTOSARソフトウェア「EB tresos」の提供を開始する。

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 Synopsys(シノプシス)とElektrobit(エレクトロビット)は2020年9月1日(現地時間)、Synopsysの車載SoC開発用プロセッサIP「DesignWare ARC EM」および「ARC HS Functional Safety(FS)」向けのClassic AUTOSARソフトウェア「EB tresos」の提供を開始すると発表した。

 EB tresosは、Elektrobitが車載ハードウェアおよびソフトウェアの開発向けに提供しているAUTOSARソフトウェア。車載半導体メーカー、自動車メーカー、ティア1サプライヤーなどの各企業が、AUTOSAR標準に合致した機能を短期間で容易に開発可能にする開発プラットフォームとなっている。

 上位のソフトウェアレイヤーがマイコンに依存することを防ぐため、ハードウェアのインタフェースを抽象化するMCAL(Microcontoroller Abstraction Layer)が組み込まれており、ソフトウェア開発者はソフトウェアコーディングを速やかに開始できる。

 EB tresosに対応するSynopsysの車載SoC開発用プロセッサIPにより、システムおよびコストの削減、チップ面積と消費電力の低減、リアルタイム反応速度を向上するシングルチップオートモーティブソリューションの安全性統合管理システムを提供する。

 ARC HS4xFS向けのEB tresosは2020年7〜9月、ARC EM22FS向けは同年10〜12月に提供開始する予定だ。

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