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生体認証とシステム間のID連携機能を一体化したクラウドサービスを提供:製造ITニュース
NECは、生体認証と各種システムソリューション間のID連携機能を一体化したクラウドサービス「Digital IDプラットフォーム」の提供を開始した。顔認証などの生体認証情報を基に、その人物にひも付く各種IDを連携できる。
NECは2021年1月14日、生体認証と各種システムソリューション間のID連携機能を一体化したクラウドサービス「Digital IDプラットフォーム」の提供を開始した。顔認証などの生体認証情報を基に、その人物にひも付く各種IDを連携でき、社内システムやサービスなどを安全でシームレスにつなげる。
生体認証には、同社の高精度生体認証技術「Bio-IDiom(バイオイディオム)」を活用する。体表温測定やマスク未着用検知機能を備えたタッチレス入退室管理、PCへのログイン、ロッカーや複合機の利用、自動販売機、店舗での買い物など、さまざまな場面でユーザー情報を連携できる。
NEC本社ビル内での実証実験の結果を基にサービスを最適化しており、既に実績のあるメニューからニーズに応じて必要なソリューションを選択可能だ。そのため、従来のシステム構築に比べて、短期間かつ効率的に構築できる。
価格は月額50万円(税別)から。オフィスビルや複合商業施設マーケット向けに、2023年度末までに累計150億円の売上を目指す。また、同サービスと連携可能な入退管理や決済ソリューションを2021年4月から順次販売する予定だ。
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