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NVIDIA Jetson Nano搭載の産業用エッジAIコンピュータ、画像検査や予兆保全にFAニュース

コンテックは「NVIDIA Jetson Nano」を搭載した産業用エッジAIコンピュータ「DX-U1100」の受注を2021年2月1日より開始する。画像検査、予兆保全など現場でのAI推論処理を必要とする分野に適する。

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 コンテックは2020年12月22日、「NVIDIA Jetson Nano」を搭載した産業用エッジAI(人工知能)コンピュータ「DX-U1100」を開発し、2021年2月1日より受注を開始すると発表した。同年4月には、上位モデルとして「NVIDIA Jetson Xavier NX」を搭載した「DX-U1200」の発売を予定している。

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AIコンピュータ「DX-U1100-2E0211」 出典:コンテック
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拡張スロット付き「DX-U1100P1-2E0211」 出典:コンテック

 DX-U1100シリーズは、2x Gigabit LAN、HDMI、2x USB、汎用I/O、RTC(リアルタイムカレンダクロック)を搭載し、ソフトウェア環境はUbuntuをインストール。NVIDIA Jetson Nanoを搭載したエッジAIアクセラレーターで、画像検査、予兆保全など現場でのAI推論処理を必要とする分野に適する。NVIDIA JetPack SDKを利用でき、開発者キットで作成したアプリケーションを実行できる。

 PCI Expressスロットモデルもあり、アナログ入力やシリアル通信ボードなどのLow Profile PCI Expressボードによる機能拡張に対応する。

 Gigabit LANポートを2つ搭載しており、カメラからの映像取得と上位情報系ネットワークといった異なるネットワーク階層を相互接続する。

 L字取付け金具を使用し、壁面やVESA(100mm)マウント対応の液晶ディスプレイ背面への設置に対応。DINレールアダプターによって35mm DINレールにも取り付けられる。−20〜+60℃の周囲温度環境に対応する。

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