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東芝、グループの先端研究開発のランドマークとなる施設の建設計画を発表:製造マネジメントニュース
東芝は、同社グループの小向事業所(神奈川県川崎市)内に、グループの先端研究開発のランドマークとなる「研究開発新棟(仮称)」を建設する。本社の研究開発機能と首都圏の研究拠点を集約し、同社グループの研究開発基盤を強化する。
東芝は2020年8月5日、同社グループの小向事業所(神奈川県川崎市)内に、グループの先端研究開発のランドマークとなる「研究開発新棟(仮称)」を建設すると発表した。本社の研究開発機能と首都圏に分散する研究拠点を集約し、同社グループの研究開発基盤を強化する。
新棟は、12階建ての高層棟と4階建ての低層棟で構成される。顧客などと共創するコラボレーションスペースや、展示会スペースなども設置する。執務エリアは設計段階から研究者が参画し、発想の転換を喚起するレイアウトなど、研究者視点でイノベーションの創出を促進するような研究開発環境を整備する。
新棟に使用する全電力は、再生可能エネルギーで賄う計画だ。これにより、新棟のCO2排出量はゼロになり、同事業所内の研究開発エリアのCO2排出量が半減するという。
投資予定額は約340億円。建築面積は約9800m2、延床面積は約7万2500m2で、収容人数は約3000人となる。2022年1月に着工し、2023年4月の稼働を目指す。
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