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大阪ガスがパナソニックのプライベートLTEを採用、コストはWi-Fiの10分の1:製造業IoT(2/2 ページ)
パナソニック システムソリューションズ ジャパン(PSSJ)は、同社の自営等BWAシステム(いわゆるプラベートLTE)事業の展開について説明するとともに、大阪ガス泉北製造所の第一工場(大阪府堺市)と第二工場(大阪府高石市)のスマートファクトリー化事例について紹介した。
ローカル5Gは2020年末のSA構成利用と周波数拡張に焦点
PSSJとしては、「エネルギー業界におけるプライベートLTEの大規模導入は初めて」(PSSJの担当者)となる大阪ガスの採用事例を契機に、事業展開を拡大したい考え。同社が得意とする公共、自治体に加えて、社会インフラや一般企業からのニーズを掘り起こしていく。
また、現在のプライベートLTEの事業展開では、将来的なローカル5Gへの拡張も想定している。なお、28GHz帯を用いたローカル5Gの無線局免許の申請の受付は2019年12月に開始しているが、パナソニック現時点では申請していない。2020年末をめどに免許申請受付の開始が検討されている、制御信号とデータ送信ともに5Gを用いるSA(Stand Alone)構成の利用と周波数拡張のタイミングに合わせて取り組みを進めて行く考えだ。
大阪ガスによるプライベートLTEの採用も「まずは技術的に確立されているということでプライベートLTEを導入した。将来的にはローカル5Gも視野に入っており、当社も大阪ガスに積極的に提案していきたい」(PSSJの担当者)としている。
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