日立の東原社長も求める「リモートワークでも“密”」は実現できるか
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でずれこんだ、大手製造業の2019年度(2020年3月期)決算がほぼ出そろいました。今回のメールマガジンでも、日立製作所、東芝、三菱電機、日産自動車などの決算や、それと併せて示されたCOVID-19の影響を見据えた今後の経営方針などについての記事を紹介しています。
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日立製作所が2019年度(2020年3月期)連結決算と2020年度の業績予想、2021年度までの中期経営計画の進捗状況について発表。2019年度業績は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響に加えて、上場子会社の減収、事業売却などにより減収減益となり、2020年度業績もCOVID-19の影響が大きくなることから大幅な減収減益を予想している。 - 成長への“フェーズ2”に入る東芝、インフラサービス企業への転換を加速
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