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乳がん検査の精度向上のため、AIプラットフォームを提供開始医療機器ニュース

エヌ・ティ・ティ・データ、DataRobotは、ミルテルの乳がん検査「乳がんミアテスト」の精度向上のため、AIプラットフォーム「DataRobot」と「AIサクセスプログラム」の提供を開始する。

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 エヌ・ティ・ティ・データ(NTTデータ)とDataRobotは2020年3月26日、ミルテルが提供する乳がん検査「乳がんミアテスト」の精度向上のため、エンタープライズAI(人工知能)プラットフォーム「DataRobot」と、AIおよびデータ活用を支援する「AIサクセスプログラム」の提供を開始すると発表した。

 乳がんミアテストは、各臓器から出るマイクロRNAを検出し、疾患のリスク判定につなげる検査だ。これまでは、手動で作成した数式ベースの予測モデルを使用して検査を実施していた。

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現行の「乳がんミアテスト」検査イメージ 出典:NTTデータ

 この乳がんミアテストにDataRobotを組み合わせることで、機械学習モデルの選定やパラメーター最適を自動化し、高精度のモデルを高速に作成可能になる。

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「DataRobot」導入後の「乳がんミアテスト」検査イメージ 出典:NTTデータ

 また、AIサクセスプログラムでは、DataRobotを使ってモデル精度をより向上させるため、テーマ推進支援と人材育成支援を実行。テーマ推進支援には、モデリング精度向上支援、特徴量エンジニアリング、要因分析支援などが含まれる。また、人材育成支援には、DataRobot利活用、運用方法トレーニング、実験計画法に関する個別トレーニングなどが含まれている。

 DataRobot導入後の乳がんミアテストは、チューリッヒ保険会社が販売するがん保険の付帯サービスとして、同年夏のリリースを予定している。

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