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AIで大腸内視鏡画像を解析する、内視鏡画像診断支援ソフトウェアを発売:医療機器ニュース
オリンパスは、大腸内視鏡画像をAIが解析し、内視鏡検査中にリアルタイムで病変が映っているかを推測する内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN-EYE」を2020年5月下旬に発売する。
オリンパスは2020年3月2日、ディープラーニングによるAI(人工知能)で大腸内視鏡画像を解析する、内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN-EYE(エンドブレインアイ)」を同年5月下旬に国内で発売すると発表した。内視鏡検査中に、リアルタイムでポリープなどの病変が映っているかを推測し、医師の診断を支援する。
同社の汎用大腸内視鏡「EVIS LUCERA ELITE」シリーズと組み合わせて使用し、ハイビジョン画質以上の画像をAIで解析する。画像からポリープやがんなどの病変候補を検出すると、音と画面上の色で医師に警告する。発見した病変候補の位置まではあえて特定せず、最終的な診断は医師に任せる。
ソフトウェアの研究開発は、昭和大学横浜市北部病院、名古屋大学大学院、サイバネットシステムによって行われ、同年1月24日にサイバネットシステムが医薬品医療機器等法の承認を得ている。オリンパスは、サイバネットシステムより国内での独占販売権を取得し、今回の発売に至った。
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