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心臓病の発症リスク予想へ、AI技術開発をスタート:医療機器ニュース
東芝は、ジョンズ・ホプキンス大学と共同で、心臓病の発症リスクを予測するAI技術の開発を開始した。3年以内の実用化を目指している。
東芝は2019年11月20日、ジョンズ・ホプキンス大学(JHU)と共同で、心臓病の発症リスクを予測するAI(人工知能)技術の開発を開始したと発表した。AI技術を用いたソリューション事業に実績を持つ東芝デジタルソリューションズも開発を支援し、3年以内の実用化を目指す。
今回の共同研究は、個々に合わせた予防措置に対応する予測アルゴリズムの開発を目的とする。東芝のAI・機械学習技術とJHUの循環器系疾患に関する専門知識を融合させ、日本とアメリカの健康診断ビッグデータを解析する。また、東芝が長年蓄積してきた健康診断データも分析し、長期にわたる生活習慣の影響も考慮した機械学習により、高度なリスク予測を目指すという。
心臓病は、高齢になるにつれてリスクが高まる生活習慣病の1つだ。遺伝的特性よりも、生活習慣の影響が大きいと考えられている。同社は、医学的な専門知識とAI技術の融合により、医学的見地に基づいた生活習慣による循環器系疾患の予防が期待できるとしている。
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