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ヤマザキマザック、IoTを活用したサービスに保守診断機能を追加FAニュース

ヤマザキマザックは、コネクテッドサービス「Mazak iCONNECT」にファナックのロボット保守診断機能「ZDT」を追加した。Mazak iCONNECT利用者は、同社の工作機械や連結ロボットを含む生産システム全体の保守サービスが受けられるようになる。

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 ヤマザキマザック(マザック)は2019年11月25日、コネクテッドサービス「Mazak iCONNECT(マザックアイコネクト)」に、ファナックのロボット向け保守診断機能「ZDT(ゼロダウンタイム)」をオプションとして追加したと発表した。2020年4月から、「ZDT Mazak iCONNECT」として提供開始する。

 Mazak iCONNECTは、マザックとシスコシステムズによる、工作機械のIoT(モノのインターネット)化に関する協業を通じて開発されたサービスだ。ZDTは、ロボットの稼働率を向上する保守診断機能で、開発したファナックとシスコシステムズが2015年から同機能のクラウド対応を開始している。Mazak iCONNECTとZDTは、どちらもシスコシステムズの産業向けIoTソリューションを採用したプラットフォームで構成されていることから、機能が連携できた。

 Mazak iCONNECTの利用者は、新たに通信機器やインターネット接続回線を追加しなくても、ZDTをオプションとして利用できる。Mazak iCONNECTを通して、マザックの工作機械や機械に連結したロボットを含む生産システム全体にわたって保守サービスを受けられる。さらに、マザックの自動化オプションに含まれるファナックのロボットや、マザックの機械に連結されたファナック製ロボットもZDT Mazak iCONNECTの対象となる。

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