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眠りの質を高める、睡眠用ウェアラブルヘッドバンドを発売:医療機器ニュース
フィリップス・ジャパンは、睡眠用ウェアラブルヘッドバンド「SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド」を発売する。眠りの質と日中の活力を高めることを目的に開発された。
フィリップス・ジャパンは2019年11月7日、睡眠に関する新ソリューション「SmartSleep」の第1弾として、睡眠用ウェアラブルヘッドバンド「SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド」を発売すると発表した。希望小売価格は4万2380円(税別)で、同月26日より販売を開始する。
医師や研究者と共同開発したヘッドバンド型の装置で、眠りの質と日中の活力を高めることを目的とする。ヘッドバンドの重さは約110g、充電時間は約2〜3時間。ヘッドバンド内に搭載されたセンサーで、睡眠の状態を測定する。深い睡眠に入ると耳元に柔らかいオーディオトーンが流れる設定になっており、そのタイミングや音量は睡眠の状態に合わせて自動で調整される。
専用のアプリに同期すれば、睡眠グラフと睡眠スコアが確認できる。オーディオトーンの発生回数と、オーディオトーンによる深睡眠の持続時間が可視化されるため、自身の睡眠の質を知ることができる。
推奨利用年齢は18歳以上で、睡眠不足によって日中、眠気などを感じる人などを対象とする。なお、睡眠時無呼吸症候群や不眠症などの睡眠障害への治療にはならないという。
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